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超人気ベンチャーサマーインターンでMVP&最終面接を獲得した僕が語る新規事業立案インターン攻略の秘訣

自己アピールのイラスト(男性)

この記事では2019年夏のインターンで新規事業立案をいくつか経験した上でのアドバイスを語ります。

 

僕の夏就活の目的はざっくりと

業界全体を俯瞰して、優先順位をつける

ということでした。

そこで計10社のサマーインターンに参加。

業界は日系外資系合わせて 

インフラ・広告・メーカー・ベンチャー・金融・人材・コンサル・不動産

と様々な分野を経験させていただきました。

結果、目的を達成

楽しそう・得意そう・伸びそうを感覚的に掴むことができました

「will can must」の画像検索結果

このインターン経験の中で新規事業立案系を計6社経験し、

かつその中にあった下記御三家難関インターンのうち、2社のインターンに参加・MVP/

最終面接を獲得したノウハウと考えていたことを共有したいと思います

f:id:nagasawa2121:20191018170738p:plain

大京大の人気ベンチャー新御三家

https://www.onecareer.jp/articles/1907

 

すぐにできる技

  1. パワポの下書きを作っていく
  2. リサーチツールをストックする
  3. 事業案作成に有益なチームビルディングを行う

もっと踏み込んだ技

・What/Howを固定していく

マキャベリズムるor裏のボスになる

 

やっておけばよかったと後悔していること

・過去問答えの収集

 

 

 

1.パワポの下書きを作っていく

新規事業立案系のインターンは基本の型があります。

参加する企業によって前提条件全くなしのところから、自社のリソースを利用するや予算・期間・自分たちの仮想ポジションを設定するなどの細かい条件をつけてくるところまで様々あるのですが、とはいえやることは大きく変わりません。

 

・誰の何を解決するのか

・What(市場)×How(どのように)=新規事業

 

この2点が説明できるものを作り込めばいいのです。

そしてそれらを伝えるためのパワポ

 

誰の何を解決するのか

・課題/解決/未来

What

・市場規模 現状予測
・ポジショニングマップ/SWOT分析

・競合分析

How

・マネタイズモデル

・PL分析
マイルストーン

 

の要素を最低限盛り込めば形になります。

上記の型をインターン参加前に作っておき、タイミングを見計らって共有するとワークがとてもスムーズに進みます。

 

2.リサーチツールをストックする

新規事業立案の方はわかったが、それをどのように調べていけばいいのか

 

誰の何を解決するのか

・課題→解決→未来

 

→上記の成立しているビジネスモデルや企業を見つける。パクる。少し変える。

 

What

・市場規模 現状予測
・ポジショニングマップ/SWOT分析

・競合分析

「カオスマップ」でググる

まとめサイトや官庁・研究所の出しているレポートから引っ張る

Stockclip

https://www.stockclip.net/

Shared research

https://sharedresearch.jp/ja

Ullet

http://www.ullet.com/

大学が契約していると使えたりするサービス

Speeda

https://jp.ub-speeda.com

 

How

・マネタイズモデル

・PL分析
マイルストーン

ビジネスモデル図鑑

https://note.mu/tck/n/n95812964bcbb

ビジネスモデルキット

https://note.mu/tck/n/nb76ac2c2a709

で図解して、PL分析/マイルストーンはメンターに質問しまくる(仮説→検証)

というのもモデルを作ることはできても、お金の話・事業成長の話は理詰めにくい。なのでそれはおかしいだろ!のレベルを脱すればとれあえずOK

 注意

What×Howをしたあとに車輪の再発明をしていないか確認しよう

www.sankei.com

 

3.事業案作成に有益なチームビルディングを行う

これはマシュマロタワーとか共通点探しゲームとかチーム名&キャッチフレーズ考えようとかそういう不毛なことをするのではなく、より短時間ないし効果的な手段(意識高過スギor過激)なやつ

おすすめは3つ

・ 16personalities https://www.16personalities.com/ja

15分でできる性格診断。その人がどのように仕事をすすめるのかをざっくり掴むことができる。衝突を好む/避ける・リーダー系/フォロワー系・論理的/感情的みたいな要素

初対面のメンバーで無理難題(新規事業)をふっかけられるので、当然チームワークを取ることはとても大変。そこで議論や思考の型をざっくり共有できると相互理解が深まりスムーズに仕事ができる。噂ではマッキンゼーでも取りいれられてるとか。他のhttps://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/home.aspxとかの情報も共有できるとベスト。

・相互フィードバック

一定時間に一回、相互フィードバックを行う。いいところと悪い所。これを行うと各メンバーの課題が解決されたり、メンバー間のコミュニケーションが活発になる。やっていたのは1日の最後にメンバー数×ポストイット3枚×2でその人の良いところと悪いところを書き出し、プレゼントする振り返りタイム。一見プロダクト作成の回り道だが、その後の生産性が一気に上がる。

・エグい話をする

恋バナ・トラウマ・夢・どシモネタ等スーパー踏み込んだ話をする。リスクあり。

 

もっと踏み込んだ戦略

・WhatかHowを固定していく

初対面の3-5人が新規事業立案という無理難題に突っ込むため、どうしても時間が足りなくなる。そこでWhat/Howのどちらか一つを決め打ちし、変数を減らすと施策の深みが出る。

例えばWhatの市場であればヘルスケアなのか広告なのか人材なのかみたいなところを決め打つ。ここで大切なのは粒度感とチームのコンセンサス。粒度感というのは市場の抽象度のことで 大:ヘルスケア 中:予防 小:労働者の福利厚生 のように捉えたときに大のサイズ感で絞らなければならないということ。これは詰みパターンにならないようのあそびをもたせる目的で。チームのコンセンサスというのは、大の粒度感であれば詰みの市場は基本ないなかでメンバーのモチベーションが上がるところにフォーカスしなければ作り込みの質が下がってしまうため、チーム全体でやってみたいというところを攻めようということだ。

一番微妙なことは小の市場を誰かのワンマンで決める、ないしコンセンサス形成のために時間を費やすことだ。

僕が一度取った戦略はHowの固定でD2Cを予習していった 。D2Cは最近流行りのビジネスモデルでVCからの調達事例も多く、過去問が揃っていたからだ

speakerdeck.com

マキャベリズムるor裏のボスになる

これは単純にリーダーシップの問題

初対面のメンバーで無理難題に短時間で挑むのでチームワークが重要

その場面で各人の戦闘力の違いややべえやつは確実に存在する

そこで自分が仕切れそうなら仕切る。やべえやつ・アイデアを切る

仕切れそうにないなら進行を影で操ろう

plus 議論でしゃべらないやつは最低というのは間違い。最低なのはみんなの時間を奪ってマイナスのアウトプットしか出さないやつ。それになるくらいなら黙ってろ

 

 

やっておけばよかったと後悔していること

・過去問答えの収集

おそらくネットないしクローズドのコミュニティには過去の新規事業立案系の過去問と答えがあります。

 

P.S. 新規事業立案はぶっちゃけプチ企業みたいなものなので、企業ノウハウの記事も探すと参考になると思います

 

スタートアップが取り組むべきアイデアの見つけ方

https://medium.com/bluedots/how-to-get-idea-9e1fdc568946